ブログ,  解釈・価値観・前提の話

伝わらないもどかしさ

 

 

伝えたいのに伝わらない...

伝えたいのはそういうことじゃないのに...

 

そんな「伝わらないもどかしさ」に悩む方へ。

 


 

 

伝わらないもどかしさ

 

 

「伝わらないもどかしさ」

 

これは、優しい人が感じやすい葛藤かもしれません。

生きづらさを感じている人に対して、自分の思いを伝え、少しでも楽になってほしい。

だけど、思いがそのまま相手に伝わってなかったり、伝えても素直に受け取ってもらえていない気がする。

そんなお悩みをよく聞きます。

 

言葉が伝わらないのは、本当に辛い。

言葉を受け取ってもらえないのも、すごく辛い。

お互いに辛さだけが残ってしまう。

 

わたしも何度も経験しているので、その辛さは痛いほどよく分かります。

 

どうしたら、自分の言葉が相手に届くのか。

どうしたら、自分の言葉を相手に受け取ってもらえるのか。

 

実はこの問題、具体的なコミュニケーション方法を実践するだけでは解決されないのです。

 

 

 

なぜ伝わらないのか?

 

 

自分の言葉が相手に届かない、伝わらない、受け取ってもらえない。

その決定的な理由は「前提」です。

 

『生きづらさを感じている人に、必要”だと思う”ことを伝えたい』

その思いは問題ありません。むしろそれは、あなたなりの優しさ。ただ...

 

その思いに自分の何を乗せているのか

 

その前提が、「伝わらないもどかしさ」を引き起こしているのです。

 

あなた自身は純粋に「ただ伝えたい」と”頭では”思っているかもしれません。

ただ、その思いを深く掘り下げると、いろんな無意識が出てきます。

例えば...

 

・相手に”わたしが思う大切なこと”に気づかせたい

・相手を何とかして立ち直らせたい

 

文字起こしすると分かりやすいですね。この思いは、

 

相手を自分の思い通りになるようコントロールしようとしている

 

ということなのです。そして他には...

 

・この人には問題がある

・この人はここがダメだ

・この人は大丈夫じゃない

 

このような、

 

相手に対する無意識の解釈

 

が、隠れていたりします。いわゆる”決めつけ”や”思いこみ”です。

 

実は、人がキャッチしているのは、相手からの「言葉」ではなく、その言葉に乗せられているもの。

つまり、

 

コントロールしようとするエネルギーや、相手に対する決めつけ

 

が相手に届いているのです。

 

このエネルギーや決めつけが強ければ強いほど、相手はそれを無意識にキャッチし、

抵抗したり受取拒否をするのです。

 

あなた自身が”受け取る側”だと想定してイメージしてみてください。

 

「なんかこの人、わたしを自分の思う通りにさせようとしてる気がする」

「きっとこの人は、わたしをダメなヤツだと思ってるんだろうな」

 

無意識にそう感じることはありませんか?

そう感じる人からの言葉を、素直に受け取ることはできますか?

そんな気配を感じたら、自然と抵抗したりバリアを張ろうとすることはありませんか?

 

それと同じことが、相手の内側でも起きているんです。

 

これらはすべて無意識なので無自覚です。

 

セッションなどで深く掘り下げないと出てこない感覚なので、

「そんなことはない!」と抵抗や反論をしたくなる人もいるでしょう。

 

ただ、抵抗や反論が生まれるということは、図星でもあるんです。

残念ながら、それが無意識というもの。

 

ちなみに、ここでは詳しく解説しませんが、「あなた自身に対する解釈」も相手に伝わっています。

例えば...

 

・わたしは理解してもらえない

・わたしは蔑ろにされる

 

そんな自分自身の前提(セルフイメージ)が相手に伝わり、結果として、

「伝わらない」ということも往々にしてあります。

 

 

 

どうしたら伝わるのか?

 

 

では、どうしたら相手に自分の言葉が伝わるのか、ですが。

 

まずは先ほどの”思いや言葉に乗せているもの”、つまり「前提」にあなた自身が気づくこと。

これが一番重要です。

 

・相手に対する解釈(決めつけ)

・自分に対する解釈(セルフイメージ)

・相手にどうなって欲しいか、などの自分の欲求

 

つまり、相手と向き合う前に自分自身と向き合うのです。

 

何度も「伝わらないもどかしさ」を感じる方は、必ず、何かしらの前提が隠れています。

あらゆる人や場面で、その前提を使っています。

 

その前提に気づき手放さない限り、同じような出来事・現実は繰り返されます。

気づくまで続きます。気づきと同時に手放せます。手放せられれば現実は変わります。

 

つまりつまり、”気づけば終わる”ということ。

 

自分の深い部分に触れると、黒い自分や歪んだ自分と対峙することがあります。

しかしそれを恐れて回避し続けると、永遠に、あなた自身が大切なことに気づけません。

 

まずはあなた自身の前提を見つけ出しましょう。

 

そしてもうひとつ大事なこと。それは「相手への信頼」です。

これは、わたし達カウンセラーにとっては最重要で必須な大前提です。

 

・この人も乗り越えられる

・その力がある

・だから大丈夫

 

そういった”信頼の前提”で接することができれば、それがそのまま相手に伝わります。

 

相手への解釈が強いと、なかなか信頼することはできません。

相手への解釈だけでなく、「◯◯でなければ」などの価値観が強くても同様です。

なので、やはりまずは前提を探すことが大事になるでしょう。

 

前提に気づき、相手に信頼を持てるようになると、接し方だけでなく、

あなた自身が選ぶ言葉も変わってきます。

 

それと同時に、相手の無意識の状態も変化し、自ずと解決へと導かれていきます。

 

「伝わらないもどかしさ」を何度も感じるのなら、まずはあなたが、ご自身と向き合ってみてください。

 

 

 

「思い」と「想い」

 

 

自分の内面と向き合い、前提に気づくと、ある変化が起きます。

それは、「思い」ではなく「想い」を届けよう、という変化。

 

「思い」と「想い」。同じように感じますが、厳密には違います。

簡単に言うと...

 

「思い」・・・頭の中で考えていること(理論的な考えや主観的な感情)

「想い」・・・心の中でイメージすることや誰かを慕う気持ちなど

 

「思い」を伝えるというのは、どこか説教じみていたり、押しつけのような印象を与えます。

逆に「想い」は、何の意図もありません。純粋に「ただそう想う」だけ。

 

伝わらないもどかしさだけでなく、他のことでも自分自身と深くつながると、

この純粋な「想い」と出逢います。自然と湧いてくるのです。

 

その「想い」が乗った言葉を伝えると、相手の奥深くに届きます。

伝える気がなくても、ただ言葉を投げかけるだけで届くのです。

 

そして、例えその「想い」を相手が受け取らなかったとしても、

そこに意図は乗っていないので、自分の感情が揺れることはありません。

 

伝わらなかった。相手は受け取らなかった。

”ただそれだけのこと”として捉えられるのです。

 

言葉に影響力を持っている人は、「思い」ではなく「想い」を伝えています。

だからわたし達の心の深いところに届き、心動かされる。

 

「想い」が持つエネルギーを信じ、勇気を出して伝えてみましょう。

 

 


 

 

「伝えたい」

 

その思いに、自分の何を乗せているのか。

どんな解釈を持って、伝えようとしているのか。

 

そこを探してみましょう。

 

そして、あなたの中にある純粋な「想い」を伝えてみましょう。

 

きっと伝わりますよ❤︎

 

 

 

 ☑︎ 今日の質問  

 

なぜその人に、自分の思い(考え)を伝えたいのですか?

 

 

ぜひ、ご自身に問いかけてみてください。

そして、出てきた答え、無意識の思いをぜひ教えてくださいね。

 

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最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

日々是感謝❤︎あや

 

 

 

 

 

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